永久脱毛とは

永久脱毛の定義

米国電気脱毛協会の定義では、「脱毛が終了して1ヶ月後の時点で毛の再生率が20%以下である場合を永久脱毛とよぶ」とされています。
また、1998年Dierickxらは永久脱毛の定義の新たな考え方として『永久減毛(Permanent Hair Reduction)』を提唱しました。
この概念は、脱毛施術後に、身体の各部位における毛周期を超える期間で、終毛の数が明らかに減少している状態が持続することです。
現在はこの概念が広く支持されています。

永久脱毛の理論

次の2つの理論があります。現在有力な説は後者です。

  • メラニン色素に吸収された熱エネルギーで毛母や毛乳頭などの組織が破壊され、永久に脱毛を生じるという理論
  • 毛の再生の中枢として注目されている皮脂腺開口部の下部の毛包部に立毛筋(鳥肌で毛を立たせる筋肉)が接する部分にある隆起(buldge)が破壊されるため永久に脱毛を生じるという理論

永久脱毛の歴史

1875年
アメリカの眼科医が逆さ睫毛の治療法として、初めての永久的脱毛でる電気分解法を開発する。
20世紀に入ると次第にこの脱毛法が広く普及する 。
1900年頃
アメリカでX線を使用した永久脱毛が行われる。
効果は認められたが、シワ・シミ・傷・皮膚癌などの副作用の為に減退する 。
1924年
高周波式電気脱毛法がフランスで開発される。
1940年代
高周波式脱毛器の性能が向上し普及する。
1948年〜
電気分解法、高周波脱毛法が組み合わし、それぞれの長所を生かし欠点を補ったブレンド脱毛法が開発される。
現在でも行われている永久脱毛法である。
1970年代
日本にブレンド式脱毛機が輸入され、医療機関やエステティックサロンで永久脱毛が広まる。
1983年
ハーバード大学のAndersonらが「選択的光熱融解」(レーザーの照射時間を短くすることで、周りの組織にダメージを与えずに特定の組織のみを選択的に反応させることができる)理論を発表。
レーザー脱毛開発のスタートでもある。
1996年
Andersonグループがレーザー脱毛理論を発表、「永久減毛」という表現を用いた。
同年、Cynosure社が初の脱毛向けレーザー装置を開発。
1997年
日本にレーザー脱毛機上陸。
1998年〜99年
レーザー脱毛効果を“永久減毛"という表現でFDAに認可。
光脱毛機日本上陸。
2001年
レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を根毛部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為は医師でなければ出来ない行為として厚生労働省から通知が出される。

エステサロンでは永久脱毛できないの?

エステと医療脱毛の違いをご覧ください。

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