毛の基礎知識

毛の構造

人間の皮膚には全身で100万〜150万本の毛が生えておりその約3分の2が皮膚の中にあります。
毛の仕組みは以下の通りです。

毛の構造
毛根
皮膚の内部に存在する毛のこと。
毛幹
皮膚の外側にでている毛のこと。
毛乳頭
毛球の一番下にあるくぼんでいる部分。
毛細血管と繋がっていて毛の成長に必要な栄養素をここから取り込んで毛の成長につながっています。
毛母細胞
毛乳頭の上の部分。
毛乳頭から栄養をもらい分裂して毛を成長させます。
毛包
毛根を入れている袋状の組織で、毛の生産を助ける。
上部毛包、中部毛包、下部毛包の三つの部分に分かれている。
毛孔
一般的に毛穴と呼ばれる、毛が皮膚の外側に出てくるところ。
毛孔には、アポクリン腺と皮脂腺からの分泌物が排出されています。
毛球
毛根の最下部にある膨らみ。
立毛筋
自分の意思で動く筋肉ではなく、気温の差によって毛を立たせたり寝かせたりする役割を持っています。
皮脂腺
皮脂腺はすべての毛に付属しており、皮膚表面に皮脂を分泌させます。
皮脂は水分とともに薄い膜をつくり乾燥を防いで皮膚を保護し、滑らかな状態に保ちます。
エクリン汗腺とアポクリン汗腺

エクリン汗腺は、全身に分布し約200〜400万個存在すると言われています。
手のひらや足の裏に最も多く存在します。

アポクリン汗腺は、毛孔から汗を分泌します。
ワキ毛や陰毛など限られた部位の毛のみ付属しており、少し粘液質の汗を分泌します。
アポクリン汗腺からからでた汗が皮膚表面の細菌に分解されてワキガのにおいの主な原因となります。

毛の働き

皮膚の保護機能
皮膚の保護機能として、物理的な接触から皮膚を保護する役割があります。
そのため、頭や生殖器周辺には体毛が多く生えて皮膚を保護しています。
保温・断熱機能、知覚機能

毛には保温機能・断熱機能があり、髪の毛を短くすると寒く感じられ、夏場は直射日光下での頭皮の温度上昇を防いでくれています。

皮膚には感覚器が多く役割をはたしていますが、体毛は微妙な変化を感じ取るのに重要な役割を果たしています。
毛根部分周辺の神経は微小な力や振動を感知するセンサーの役目をしています。

そのため、脱毛者は脱毛していない人に比べて微小な感覚が低下し、不器用になると言われています。

紫外線防止効果
近年皮膚への紫外線による害が多く取り上げられていますが、毛には肌が直接紫外線を浴びないように、紫外線をカットする役割があります。
そのため、脱毛者は紫外線から肌を守る為にも、紫外線を防止するような工夫が必要になります。

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